TEAM NACS 第17回公演『マスターピース 〜傑作を君に〜』

4/11 @COOL JAPAN PARK OSAKA

3年ぶり&TEAM NACS25周年

節目の年の本公演!


こんなご時世ですので

予定通り開催されるかな…

と心配していましたが、

無事、大阪公演を終了されたということで

本当にお疲れ様でした!!!


めちゃめちゃ楽しんでまいりました!!!


::::::::::::::::::::

▶︎名古屋→鶴橋までは近鉄で移動


ずっと乗ってみたかった近鉄特急

ひのとり

に初乗車
深紅の車体がかっこいい!!
ちょっとだけ奮発してプレミアムシート乗車
とっても快適でした
鶴橋下車で彼と合流、いざ!森ノ宮へ

▶︎森ノ宮までお散歩&ランチ

森ノ宮ピロティーホールすぐ横の洋食屋さんでランチ
ビールもひっかけようかと思ったけれど観劇前なので我慢( )
久々の大阪城公園
すっかり葉桜ですがお散歩にもってこいの良いお天気!賑わっていました

▶︎いつもと違う会場ルールで対策◎

会場・COOL JAPAN PARK OSAKA前で一枚

モノトーンの外壁に壁面緑化が映えるお洒落な建物でした
今回はコロナ禍での開催ということで、

・分散入場/退場
・体温確認
・コロナ追跡システム登録
・場内飲食禁止
・ロビー/会場内でのお喋りは控える
etc…

感染対策&ルールが設けられていました


私は普通にカップ入りの飲み物を持ち込もうとしていたので、あわてて入場前に飲み干す事態に😭


無事入場すると、ロビーには2台の超大型モニターが!
今回の公演の映像とWOWOW特番の宣伝が流されていました。
が、



画面がでかすぎて全然写真に収まらず

今回の公演のメインビジュアルの5人を大画面で拝んで、改めてかっこよさに圧倒されました…(載せていいのかわからなかったので文字の写真だけにしておこう)

▶︎いよいよ本番!!


⚠️この先、盛大なネタバレを含みます!観劇前の方はご注意ください⚠️


【ストーリー】


熱海の温泉宿を舞台に、5人の男達が『マスターピース=傑作』を生み出すべく、新作映画の脚本執筆に奮闘するお話

基本的にはコメディーで楽しく見れるのですが、戦後まもない時代背景(PARAMUSHIRで5人全員生き残った世界線かな…いや、ないない)男達の映画製作にかける熱い思い、不器用な男と女中の恋模様、夢と脚本の世界と現実が入り混ざる幻想的なシーン 

等々ぐっとする場面がたくさんありまして…

本当に見応えがありました

【グッときたポイント】


①旅館のセット


大きな切妻屋根(鬼瓦がペン先!にくいね)
の下に今回の舞台、熱海の旅館の一室がドン。

欄干や下屋、床の間、敵陣(クロサワ組が籠っている部屋)をのぞむ窓、ネコちゃん(琢ちゃん演じる番頭さん)が布団をしまう押入れなど備えられていて、

どの要素もただの飾りではなく全ての場面で活きていていたので面白かったです


開演前はこの部屋を隠すように

大きな戸襖

がセットされているのですが、転換時の目隠し兼スクリーンとして大活躍します。

②NACSらしさ爆発のコメディーシーン


下荒井方式で1人2役スタイル(脚本家⇄女中さん)でドリフさながらの早着替えシーンは爆笑必至
枕投げのシーンはガチすぎてどこまでが芝居でどこまでが素なのかわからず
(大阪最終日はヒートアップしすぎて客席に枕が飛んできました笑)

終盤のとあるシーンでは、フォーメーションを組み、1人ずつ名乗りあげていく"5人の侍"に。面白いシーンなんですが、

昔(学生演劇の頃)のNACSが垣間見えて、ちょっとエモかったです。


③灰島とアキの恋模様


洋ちゃん扮する脚本家・灰島が恋をするのは、ヤスケン扮する女中・アキ

このアキちゃん、登場シーンこそ「いやいや顕ちゃんどっから声出してんねんw」と笑ってしまったのですが、

不思議なことにだんだんと

リアルな女の人に見えてきます

所作や纏うオーラが違う。ただの女装なんかじゃあないのよ。

ヤスケンの"女形"(素敵すぎたので、あえてこう表現したい)まじですごいぞ…

…生で見たら皆とぶぞ?!


洋ちゃんの恋心の表現も非常に細やかで…あの不器用な表情が、、はぁぁ思い出すだけでご飯10杯ぐらい食べられる(感涙)

(席がよかったので、本当にお顔がしっかり見えました)

2人のシーンにはきゅんきゅんさせてもらいました。


特に灰島一世一代の告白シーンなんかはもう…

ここをお笑いに見せないところに、役者さんの底力をみました(オチは最高にコメディーでしたが)


④桜吹雪のラストシーン、そしてカーテンコールへ


ラストシーン、満開の桜の下アキ…ではなくおハナ(脚本制作していた映画のヒロイン)が傘を持って登場

「メインビジュアルの傘はここに繋がっていたのか…」と感動しました

おハナと灰島が傘に入り、夢と現実が入り混じる幻想的なシーンで幕を閉じます。

そして桜の下、5人並んでのカーテンコール


いつもの如くNACSらしい笑いしかないカーテンコールだったんですが(ちなみに大阪最終日は真っ昼間からど下ネタで最高でした←たぶんTwitterで挙げてる方沢山いると思うので探してみてください)

ヤスケンが「この桜とともにこれから全国を回ります」という旨の話をされていたのがすごく印象的でした。
(あと、洋ちゃんの頭に桜の花びらが乗っかったままだったのも印象的でした。)

ちょうど大阪公演序盤はリアルに桜が咲いていた時期だったので、現実と舞台がよりリンクするように感じられたんじゃないかなとも思います。

▶︎3年ぶりの公演を見終えて


コロナ禍という厳しい状況の中で、細心の注意を払い開催してくださった関係者の皆様には本当に…本当に感謝です。

こうやって客席でNACSの5人を観れることは「当たり前」じゃない、すごく幸せなことだと改めて実感しました。

お馴染み・リーダーのカテコ後の挨拶(スタッフさん・舞台・客席に感謝→最高の笑顔とお手振りで舞台を後にする)にも

3年前以上の重みを感じたし、

めちゃめちゃパワーをもらいました。

(大好きなんですよね、、あのリーダーの挨拶)

日本を代表する5人の役者さんの演技を目の前で見れたということで、もう一挙一動感動だったんで、

正直全然書ききれないんですが

ここぐらいで締めたいと思います…笑

本当に歳を重ねるごとに魅力増し増しになっていくTEAM NACS、

25周年も目が離せません!!


これから千秋楽まで、

全公演無事に終えられますよう、

お祈りしています!



2021.4.15 kanako




0コメント

  • 1000 / 1000