オーランドー


10/21 @兵庫県立芸術文化センター

観劇してきました( ˆoˆ )

お目当ては、TEAM NACSのシゲちゃん

今回フォロワーさんにチケットをお譲りいただきました!!感謝感謝です❤️
(しかも5列目どセンターという良席…✨)

フォロワーさんとは開演前後色々お話しさせてもらって、めちゃ楽しかったです✨
ありがとうございました😭💕



※以下、ネタバレですのでご注意ください※

▼ストーリー

16世紀から現代まで、400年近く生きた「オーランドー」という人物の人生を描いたもの。
美少年から美青年へと成長したオーランドーは、36歳のある晩を境に眠り続け、目覚めた時には女性となっていた…

と、そこだけ聞けばほぼ不老不死人間のとんでも性転換ストーリーなのですが、

何百年も生きながら、精神的に成熟できず、満たされず、もがき苦しむオーランドーは憐れで。

時代に翻弄されて生きる様子を見ていると、
これは私達自身に繋がるよな…と思えちゃうストーリーでした。

正直なところ、全編詩のようなセリフが続くので、一体何を言わんとしているのか…理解しようとすると難しかったですが、今回は純粋に役者さんの個性炸裂&チャーミングなお芝居を楽しんできました😊💕

▼ざっくりこんな演出


舞台では6人の役者さんが、たたみかけるようにナレーション?を展開。同時に年齢も性別も異なる役をいくつも演じ分けます。

舞台装置も役者さんがお芝居しながら移動させるスタイルでした!

舞台のバック全体に映像を映し出し、時代や場面を表現していました。オーランドーが愛し、劇中で書く詩のモチーフとなった「樫の木」も映し出されます。

ビニール・台車などなど、意外と身近にある小道具を使っていたのも面白くて、舞台の表現って本当に自由なんだなと感動しました。

あと、なこ的に嬉しかったのは、

生演奏だったこと。

これはかなりかっこよかった✨


ピアノ・サックス(フルート)・パーカッションの3人のプレイヤーさんが舞台にあがっていました。

特にサックスの方が冒頭フルート→場面に合わせてソプラノ・アルト・テナー・バリトンと吹きわけしていて、すげー!!!と思いました(元吹奏楽部的視点)

途中役者さんとの絡みもあり、いきいきと表現されてる姿が格好よかった✨✨

▼役者さんポイント


・多部ちゃん
ひたすらにかわいい😭💕
お顔ちっちゃい!さすが女優さん…!!
チャーミングに美少年と美女を演じておられました。
衣装も時代に合わせて変化するので、それも楽しい…
多部ちゃんファンの為の作品といっても過言ではないです(笑)

衣装といえば。ラスト、21世紀のシーンで、
20世紀できていたピンクのトレンチコートを他の役者さんがバッと脱がせて、
真っ赤なドレスに早着替えするシーンが非常に印象的でした。

それまでオーランドーが「樫の木」という詩を綴っていたノートと羽根ペンを取り上げられて、iPadを手渡される。

暗がりの中画面の白い光で、ぼぅっと浮かび上がるオーランドー…

なんだか世界観が一気に現代に飛んでシュールだなあと思ったけれど、面白い演出でした。

・小日向さん
どの役者さんも、結構な数の役を担当している中、特に小日向さんは声色立ち振る舞いのバリエーションがすごかった。
エリザベス女王の貫禄しかり(笑)やはりベテランさんなんだなあ…と感動しました。

そして、どの役でもくすっと笑える可愛さがありました。

多部ちゃんや風花ちゃんとCHU♡できるのもうらやましかった(笑)

あと、アドリブ入れてるのかなあと思うシーン多々あり(笑)
どこかのシーンで飼ってるペット?を亡くしたおばあさん?の役で『ぴょん吉〜』って嘆くシーンは笑った(笑)
ぴょん吉て!ここイギリスやから🇬🇧(笑)

あと、途中に小日向さん×野間口さんの劇中劇があるんですけど、これもなかなか面白くて!池鉄さんとシゲが笑いをこらえてにやにやしてたもんなー😆

・池鉄さん
10年くらい前に、私の中で池鉄さんブームが到来したことがあって(笑) お芝居観れるのすごく楽しみだったんですけど、やっぱりかっこよくてかわいくて眉毛が素敵だった池鉄さん💕

ピアノの人の横座って、1番上のキーを叩くシーンがあったんですけど、悪戯っ子ぽくって可愛かったです。

・野間口さん
役からナレーションに入る時に

こう、ストンって感じで切り替えされるんです。

その落ち方が絶妙で、言葉を穏やかに紡ぐ感じ?がすごく素敵だなあと思いました。

お気に入りはオーランドーに仕える、サ行が苦手な女中さん役😆(笑)
もうコントみたいな役なんですが、すごく自然でよかったです。

・風花ちゃん
私の中では未だに魔女宅のイメージな風花ちゃん💕
今回は魅惑的な女性役で、大人になったんだね…😂としみじみ(誰やねん)
凛としたお声でちょっと勝ち気なサーシャがお似合いでした。
多部ちゃんとの色っぽいシーンでめっちゃ喘ぐから、もうおばちゃんどうしようかと…(だから誰やねん)

・シゲちゃん

うぉぉ!!そのままやああ!という印象(笑)

やっぱり生のシゲはイケメンさんだった。
そしてコミカルでよく喋る役がめちゃめちゃ似合う!
オーランドー(女)に求婚する伯爵役だったのですが、彼女に軽くいなされてしまう、ちょっと残念な紳士(笑)
ちなみにオーランドー(男)に夢中なご婦人役では、オーランドー顔負けのド派手衣装でした✨
普通にお化粧しちゃうと普通に可愛くなっちゃうので、ちゃんと女装感が出ててよかった(笑)
ちなみに池鉄さんがピアノを弾いている時、シゲはウッドブロック

これね↓

叩いてたんだけど、これも可愛かった(笑)

▼まとめ

まだ舞台そのものを数えるだけしか見ていないので、生きたお芝居というだけで本当に新鮮で。
自分のいる空間で役者さんが全く違う世界を作り出しているのが不思議な感覚です。
でも音楽のライブと一緒で、

あ、今私エネルギーもらってる!って感じれるのが楽しい!


オーランドーはコメディーではないのですが、6人の役者さんの作り出すキャラクターがキュートで、笑えるポイントも沢山ありました😊💕

野間口さんがめちゃめちゃ素敵だったので、また出演されるお芝居観に行きたいな😊

以上、オーランドーレポでございました!

次回のお芝居は2月のNACS本公演!

楽しみだー!!!

2017.11.1 naco

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